チオラネスコの書誌を閲覧した ― 2009/03/16 23:38

http://www.mfj.gr.jp/web/jp/bibl-j.html
気がつくと早いもので、もう3月も半ばを過ぎようとしている。今日が期限であった確定申告も何とか間に合わせることができた。テレビの気象情報によると、桜前線が北上してきており、春はそこまで近づいている。本日もなんともポカポカ陽気であった。日仏会館を目指して恵比寿の駅を降りると、東口から線路沿いに動く歩道がつながっている。そこからガーデンプレイスを抜けて道路の左手を歩いていくと、日仏会館の建物が見えた。入口の守衛横を奥に進むと、そこは2階の図書室で新聞・雑誌フロアーとなっている。左側の階段を上ると3階の研究フロアーがある。早速、図書検索用コンピュータを借りて書誌関連の文献を検索してみる。すると1959年パリで出版されたアレクサンドル・チオラネスコの書誌が書庫にあるのに気づいた。
手続きを取って受け取った本の頁をめくると、タイトルには『16世紀フランス文学の文献書誌―ソルボンヌ大学教授V.L.ソーニエの協力と序文』とある。この本は岩波の『ノストラダムスとルネサンス』303頁でも言及されており、ノストラダムス研究の鳥瞰を示したものと評価が高い。このブログでも、以前スチヴェヌの本を紹介したときに話題になったので機会があれば読んでみようと思っていた。ノストラダムスの項を見ると、セザールの作品、研究書とジャンの作品、研究書に続いてノストラダムスに関する膨大な書誌が載っている。予言集の版本に始まり、化粧品とジャム論や暦書などその他の作品、そして研究書。研究書も書誌研究、全般的な業績、伝記研究、作品に関する研究、論争、注釈書類と広範囲に関連文献を拾い集めているのが嬉しい。
注釈書類は各時代の主要な研究家をきっちりと押さえている。この書誌にあるのは著書だけではなく、論文もあるので何か目ぼしいものがあれば取り寄せてみたい。取り合えず1枚30円のコピーを10枚ほど取って返却。会員になって本も借りてみた。今回は軽く『ロンサール研究XXI』、『幻想の東洋』(ハードカバー)、『第二帝政とパリ民衆の世界』を読んでみようと思う。フランス関係の図書が充実しているのでここを利用しない手はないと改めて感じた。
気がつくと早いもので、もう3月も半ばを過ぎようとしている。今日が期限であった確定申告も何とか間に合わせることができた。テレビの気象情報によると、桜前線が北上してきており、春はそこまで近づいている。本日もなんともポカポカ陽気であった。日仏会館を目指して恵比寿の駅を降りると、東口から線路沿いに動く歩道がつながっている。そこからガーデンプレイスを抜けて道路の左手を歩いていくと、日仏会館の建物が見えた。入口の守衛横を奥に進むと、そこは2階の図書室で新聞・雑誌フロアーとなっている。左側の階段を上ると3階の研究フロアーがある。早速、図書検索用コンピュータを借りて書誌関連の文献を検索してみる。すると1959年パリで出版されたアレクサンドル・チオラネスコの書誌が書庫にあるのに気づいた。
手続きを取って受け取った本の頁をめくると、タイトルには『16世紀フランス文学の文献書誌―ソルボンヌ大学教授V.L.ソーニエの協力と序文』とある。この本は岩波の『ノストラダムスとルネサンス』303頁でも言及されており、ノストラダムス研究の鳥瞰を示したものと評価が高い。このブログでも、以前スチヴェヌの本を紹介したときに話題になったので機会があれば読んでみようと思っていた。ノストラダムスの項を見ると、セザールの作品、研究書とジャンの作品、研究書に続いてノストラダムスに関する膨大な書誌が載っている。予言集の版本に始まり、化粧品とジャム論や暦書などその他の作品、そして研究書。研究書も書誌研究、全般的な業績、伝記研究、作品に関する研究、論争、注釈書類と広範囲に関連文献を拾い集めているのが嬉しい。
注釈書類は各時代の主要な研究家をきっちりと押さえている。この書誌にあるのは著書だけではなく、論文もあるので何か目ぼしいものがあれば取り寄せてみたい。取り合えず1枚30円のコピーを10枚ほど取って返却。会員になって本も借りてみた。今回は軽く『ロンサール研究XXI』、『幻想の東洋』(ハードカバー)、『第二帝政とパリ民衆の世界』を読んでみようと思う。フランス関係の図書が充実しているのでここを利用しない手はないと改めて感じた。
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