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    <title>Shinsenpou World Blog</title>
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    <pubDate>Sat, 04 Jun 2011 00:39:02 +0900</pubDate>
    <item>
      <title>ついに刊行された『秘伝ノストラダムス・コード』</title>
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      <pubDate>Mon, 23 May 2011 22:55:35 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2011-06-04T00:39:02+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2011-05-24T00:07:03+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;a href="http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4759311386.html"&gt;http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4759311386.html&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
日本では本当に久しぶりのノストラダムス本といえるだろう。結構前から出版の予告が出ていたようだが、何故かずるずると延期されて、本当に刊行までたどり着けるかと訝しげに思っていたがまずはメデタシである。5月20日発売というのでその日仕事帰りに町の本屋に立ち寄ってみたが見当たらない。翌日出張の航空券を手配するついでに近所の紀伊国屋で探してみたが収穫なし。ちょっと足を伸ばして駅近くのブック１stを覗いてみると、精神世界の棚の下のほうに１冊だけ目立たずに置いてあった。一応書店に流通していることがわかった。すぐ手に取りページをめくってみると、見慣れぬサイズの本で結構分厚く持ちづらい。これでは平積みされるスペースも取れないだろう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
取り敢えず最後の竹本氏の文章を読むと、11版まで校正を重ねたとある。いったい何を校正していたのだろうか。何か世界の大事件を時事ネタに取り込もうと最終章を練り直していたとすれば、不謹慎だが先の東日本大震災と原発事故は格好の素材といえる。現にフィナーレは「放射能と薔薇」といったタイトルで急遽書き直したと思われる解釈が挿入されている。出版社はここを売りにしょうと目論んだのだろう。しかし、これは大きな賭けでもある。その後の事件の経過について本書を手にした読者は知っている。出版されたとき内容がすでに陳腐と化している可能性もあるからだ。ノストラダムスの大事典では、本が出ると同時に記事が起こされた。そのスピードはすごいとしかいいようがない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
新刊書にざっと目を通してみたが精読はまだこれからである。その印象はノストラダムスの解釈本としてはなかなか面白い切り口と思う。本書のなかにもあるように、これはノストラダムスの研究書ではなく著者の竹本氏が描く壮大な物語なのである。これまで竹本氏はイオネスクの本の翻訳者という立場であった。今回だって『ノストラダムス・メッセージ』の未発表部分の翻訳だけで済ますこともできたはずだ。しかしイオネスク亡き後、竹本氏は解釈者に身を投じる道を一歩踏み出した。現地の紀行文やイオネスクとの関わりなど、竹本氏の自分探しの旅を振り返ったものかもしれない。参考文献に敢えて「以後、特に画期的といえるほどの新研究なし。」と言い切ったのも確信的である。フランス語に堪能な著者は当然ブランダムールの著作に目を通していないはずはない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ここではノストラダムスの研究という定義が根本から異なるのだ。イオネスク～竹本氏は「ノストラダムスが未来からのインスピレーションを得て予言詩を書き記した派」であるし、ブランダムールはギナール風にいえば「ノストラダムスが未来からのインスピレーションを得て予言詩を書き記したことを断固拒否する一派」の頭領みたいなもので、まさに水と油の関係なのである。つまりはノストラダムスの予言の暗号解読に一石を投じるような本でなければ研究書と呼べないと、こんなところだろう。その意味では伝記や書誌情報の正確さにそんな大きな軸足を置く必要はない。まあ、それも一つのアプローチの仕方といえなくもないが。ノストラダムスの大事典で示された目次を見ても判るとおり、予言解釈はこれまでの古典的解釈にイオネスクの修正的解釈をミックスさせた流れである。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
実質的には『ノストラダムス・メッセージ』や改訂版『秘密の世界史』の前半部分を援用したものだが、まだ細かくは分析していない。興味があるのはイオネスク解釈のベースを踏まえて解釈者としてデビューした竹本氏がどのように味付けをしたかである。果たして師匠を超える画期的な解読は果たされたのであろうか。最後に価格については4,515円と少々お高い。この本はどういった読者層をターゲットにしているのだろう。第一次ノストラダムスブームの洗礼を受けた世代は現在50歳前後である。こうしたノストラダムスのオールドファンをうまく引き付けることができれば、懐に余裕のある世代で懐古趣味で買ってみる人も案外いるかもしれない。自称ノストラダムスファンとしては、良きにつけ悪しきにつけ本書をきっかけに日本でもノストラダムスを読み直す気運が高まればそれもノストラダムス現象としては意義があることかなと思う。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>ノストラダムス</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第23期竜王戦第二局は渡辺が制して二連勝</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/10/31/5459804</link>
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      <pubDate>Sun, 31 Oct 2010 23:12:37 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-10-31T23:58:37+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/ryuou/"&gt;http://live.shogi.or.jp/ryuou/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
少し日がたってしまったが第23期竜王戦第二局は渡辺が相矢倉の後手番を制して連勝。タイトル戦が始まるまでの羽生は今期タイトル戦では1番も落としておらず、勝率も近年になく高勝率8割以上をキープ、これ以上ない程の好調を維持してタイトル挑戦に臨んだかに思えた。渡辺も徐々に調子を上げてきたとはいえ羽生に比べると成績は見劣りする。ところがふたを開けてみると、意外な結果になっている。羽生も序盤工夫を凝らして本局も既成の定跡に新たな新手を登場させたが、どうも中終盤の指し回しがらしくない。羽生らしい柔軟性のある指し手は影を潜めて、直線的な剛直が手が目立つ気がする。そこを渡辺に見切られてしまっている。85手目の▲８五同馬や99手目の▲１三銀は羽生というより谷川の手のような感じである。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
封じ手の▲１三桂成はちょっと意外な感じがする。羽生の感想にある「もう少し攻めがあれば・・・」というのは▲１五香の新手の後も先手がはっきり良くなる順が見つけられなかったということだろう。後手は当面受けにまわるしかないはずだったが、渡辺は突如74手目△９六歩と持ち歩を使い切って端攻めに出る。これで羽生は形勢が悪いと見たようだ。そうでなければ勝負手のような▲８五同馬はないだろう。羽生の局後の感想では「馬を切ってから苦しい」とあるがそれでも難解な形勢である。東大将棋で解析してみると何故か111手目▲１三金から先手優勢とある。実際▲７五角と打ったところでは攻防手で先手が盛り返したようにも見える。次に王手飛車があるので一旦は受けそうなものだが渡辺は勝機と見て寄せ合い勝ちを目指す。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
渡辺の判断は的確で最後の最後136手目△５三角と打って勝ちを意識したという。東大将棋の棋譜解析もここから一転して後手勝勢となった。渡辺は竜王戦で羽生に4連勝、森内に4連勝、羽生に2連勝で10連勝を達成したが防衛まではまだまだ道のりは遠い。ここからは羽生も本気で全精力を注いでくるだろう。次は羽生の後手番、作戦は一手損角換りと予想しておこう。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第23期竜王戦第二局はがっぷり四つの相矢倉に</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/10/26/5448721</link>
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      <pubDate>Tue, 26 Oct 2010 23:13:56 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-10-27T00:11:21+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/ryuou/"&gt;http://live.shogi.or.jp/ryuou/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
第1局から少し間を置いて竜王戦第2局が始まった。羽生の先手、渡辺の後手でどういったオープニングになるか注目されたが、2手目に渡辺が王道を行く△８四歩。これは先手に作戦の選択権を与えた手で矢倉か角換わりのいずれでもどうぞと言っている。本譜は▲６八銀で相矢倉になったが、仮に▲２六歩だったら角換り腰掛銀の同型になったか、興味のあるところだ。もっともまだ第2局、定跡手順の一直線の研究勝負となるよりはじっくり指そうとの表れか。相矢倉と決まれば現代矢倉の指定局面まですらすら進む。羽生が矢倉を選択したからには何かテーマとなる局面があるはずで既成の手順を離れて新手がいつ出るか固唾を呑んで見守っていた。渡辺もこの形は経験豊富で得意としており、或る程度研究範囲で自信満々で受けているのだろう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
指し手を進めていくと、やはりというべきか、羽生がこれまでプロでも盲点となっていた新しい手順の組み合わせをお披露目した。それが59手目▲１五香から▲６五銀。解説を読む限りでは、これまで勝率の高かった後手54手目△３七銀に対して非常に有力な作戦らしい。渡辺がこの手を織り込み済だったかはわからないが、当然のごとく長考に入る。控え室ではこの新手に対抗できる手順を発見しきれていないという。渡辺は87分の長考で△１五香、▲６五銀、△２六銀成と進めて封じ手の局面となる。まあ、銀を打ったからには普通に▲６四銀△同歩が第一感であるが後手も△２五成銀の変化もあり、どれが最善手か迷ってしまう。羽生は80分の長考の末封じた。明日は羽生の示した手に対して渡辺が長考する番だろう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ここらが一番の勝負どころだ。このまま難しい終盤戦に突入すれば最高棋戦にふさわしい力と力のねじり合いが見られそう。将棋の内容もここまで最先端の戦いといっていい。渡辺が後手番をキープして2連勝とするか、羽生がタイに戻すか。明日の展開が楽しみである。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
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      <title>第23期竜王戦第1局は渡辺が先勝した</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/10/16/5420066</link>
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      <pubDate>Sat, 16 Oct 2010 23:02:38 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-10-17T00:58:42+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/ryuou/"&gt;http://live.shogi.or.jp/ryuou/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
すでに昨日になるが第23期竜王戦第1局が終了、渡辺が勝って防衛に向けて幸先のいい1勝目を挙げた。さらに竜王戦では9連勝（そのうち羽生から5勝）という新記録も打ち立てたという。この日は福岡への日帰り出張というハードスケジュールだったので、途中経過は携帯で少し中継ブログを見る程度であった。東京行きの飛行機に乗る直前、終盤難しそうに見える局面から突然羽生が投了したという記事が入って、いったい何が起きたのか訝しく思っていた。夜中の12時過ぎに帰宅してから棋譜中継を見ると、90手目△５五香からあっという間に終局となっていた。局面は先手が優勢であったようだが、素人目には双方の玉が接近しているだけに詰みがありやなしやのハラハラドキドキする展開である。2年前の竜王戦第7局を髣髴させるような秒読みがなるかと思われたが、あっさりと終わった。羽生に誤算があったのは間違いないが、渡辺が終盤読み勝ったともいえる。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
封じ手の局面では若干先手が良いと思っていた。封じ手の△３四同飛は当然として、▲５六角から香車を取りながら馬ができては先手優勢に見える。やはり羽生は用意していた。それがじっと△２三歩（上図）、ちょっと思い浮かばない。これで難しい形勢というから2年前の竜王戦第1局での羽生のすぐれた大局観が頭によぎった。この手が新手△4五角とセットで研究してきた手であるのは間違いない。対して渡辺は▲５六香から強気に攻めていくが56手目△２三金と受けられて少々攻めが細い感じ。しかし61手目▲２一金の妙手を織り交ぜながらいやらしく迫っていく。71手目▲１一飛成と竜ができて先手がよくなった感じだが72手目△５六歩から後手も急所を攻める。結果的には先手が竜で２枚の金銀を取って受けにまわったのが決め手のようだ。感想によれば竜の王手に82手目△４四玉でなく△２五玉と逃げれば難しかったらしい。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
今期絶好調モードであった羽生に競り勝っての1勝は渡辺にとって新たな自信につながったことだろう。しかし７番勝負はまだまだ先が長い。このまますんなり渡辺が防衛するとも思えない。問題は渡辺の後手番のときの作戦である。ひょっとすると朝日オープンでの角換り腰掛銀の同型がもう一度見られるかもしれない。後手番での秘策を用意しているとすればさらに盛り上がることだろう。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第23期竜王戦がいよいよ開幕した、羽生の永世七冠なるか</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/10/15/5413822</link>
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      <pubDate>Fri, 15 Oct 2010 00:12:16 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-10-15T02:10:45+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/ryuou/"&gt;http://live.shogi.or.jp/ryuou/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
6連覇中の渡辺竜王に挑戦するのは当代最強棋士の羽生名人。竜王を奪取すれば前人未到の永世七冠という快挙達成である。2年前の対戦は最後の最後までドラマチックな展開で将棋ファンを魅了した。最近『永世竜王への軌跡』を読み直してみたが、今更ながら渡辺の奇跡的な勝利に感動してしまう。今期の渡辺は決して好調とはいえない。タイトル戦挑戦や棋戦優勝にまったく手が届いていない。対して羽生は、名人戦、棋聖戦、王座戦とすべてストレート防衛という途轍もない戦績を残して竜王戦の挑戦者に名乗りを挙げた。普通に見れば羽生が圧倒的に有利に思えるが、渡辺のこれまでの竜王戦の戦いぶりから無敵の羽生と互角以上に戦えるのではないかという期待を抱かせる。とにかく目が離せない黄金カードである。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第一局は後手番の羽生が横歩取りに誘導した。二人の対戦らしく最新流行形での研究と読みのぶつかり合いである。渡辺はともかく羽生はそういった情報をどこから仕入れているのだろう。今月号の将棋世界を読むと、竜王戦展望の座談会で佐藤九段が最新研究に追いついていない発言が目を引いたが、タイトル戦で忙しい身の羽生にも同じことがいえるのではないか。本譜の1筋から攻め込む変化は先手良しというのが若手の見解らしい。それをあえて羽生が採用したところに凄みがあるし、渡辺も少し困惑しているかもしれない。単純に封じ手の局面だけ見れば先手がうまくいっているような感じも受けるが、当然羽生は想定した展開のはず。38手目△４五角の新手の後に用意してきた作戦があるに違いない。仮にそれがなければ明日は早く終わってしまうだろう。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>クロケットの『ノストラダムスの予言群、語られざる物語』1983年版</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/10/12/5401251</link>
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      <pubDate>Tue, 12 Oct 2010 22:40:21 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-10-14T00:38:32+09:00</dcterms:modified>
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      <description>今更という気がしないでもないが、これまでの個人的な疑問を解消しようと思い、アーサー・クロケットの『ノストラダムスの予言群、語られざる物語』1983年版を入手してみた。日本では1991年に『ノストラダムスの極秘大予言』という題名で南山宏氏による邦訳が出ている。内容についてはノストラダムスサロンでも紹介したことがあるし、ノストラダムスの大事典にも詳しい解説がある。（&lt;a href="http://www42.atwiki.jp/nostradamus/pages/861.html"&gt;http://www42.atwiki.jp/nostradamus/pages/861.html&lt;/a&gt;）アマゾンの検索結果によれば、初版が1983年、その後1991年の湾岸戦争や2001年の米同時多発テロといった世界情勢にあわせて改訂版が出版されている。1984年にはフランス語版も出ているが手元にない。日本で初めてクロケット本が紹介されたのはワンダーライフ第11号だが、そこでは1989年インナー・ライト出版のコピーライトと&amp;quot;Nostradamus&amp;#39;s untold story, His Unpublished Prophecies&amp;quot;（ノストラダムスの語られざる物語、彼の出版されなかった予言群）という題名が添えられていた。ちなみに邦訳に載っている原題は&amp;quot;Nostradamus&amp;#39; Untold story:His Unpublished Prophecies&amp;quot;でコピーライトは1983年である。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
今回届いた1983年版を見て少々驚いた。まず製本がプラスチックリング方式でタイプライターで打った原稿をコピーして閉じたと思しき簡素なもの。題名は&amp;quot;Nostradamus&amp;#39; Prophecies The untold story&amp;quot;（ノストラダムスの予言群、語られざる物語）で上の表記と異なる。改訂版はいずれも&amp;quot;Nostradamus&amp;#39; Unpublished Prophecies&amp;quot;（ノストラダムスの出版されなかった予言群）でこの辺の整合性の無さは訳がわからない。1983年版を開いてみると、冒頭に1枚のパンフレットが差し込まれている。タイトルは&amp;quot;Nostradamus&amp;#39; Black Prophecies&amp;quot;（ノストラダムスの暗黒予言）でこの部分は邦訳にはない。ワンダーライフ第11号に用いられたタイトルはここから取られたもの。ブナズラによれば、フランス語版でも&amp;quot;Les Propheties macabres de Nostradamus&amp;quot;（ノストラダムスの死を暗示する予言）として収録されているようだ。謎だった、ドロレス・キャノンの引用した「八十足す九の年に広大な東が崩壊する。・・・」といった詩はこの部分に載っている。この詩を含めて7編の四行詩が英訳で引用されているが後の改訂版に受け継がれなかった。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
何故かといえば、捏造されたインチキであるのが一目瞭然だからだ。例えば「二番目の千年紀マイナス十年、西側では群集はめまいがして・・・」というノストラダムスの予言から1990年にアメリカの人々はほとんど薬物を常用するようになるだろう、なんて解釈をしている。これはあまりにひどいでっち上げである。寺島研次氏にしても南山宏氏にしても当然この部分も読んだはずだが、最終的にはオミットしてしまった。さて本編に進むと、まず目次があって、その下に書かれたISBNは一応改訂版と同じである。コピーライトは1983年、ブナズラの解説にある1981年のニューヨークのグローバル・コミュニケーションの出版というのは裏づけが取れない。どういうわけか出版社名が消されているが、インナー・ライト出版であるのは間違いない。本文はタイプライターで打ったような活字が並んでおり、のちの改訂版で太字になる部分はアンダーラインがされている。本編の内容は改訂版とほぼ一緒だが、「彗星が去り、魚はその片腹を見せて浮かぶ。・・・」という詩のみ1983年版に見られる。邦訳は1983年版からの訳出のため本編に残っている。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
この詩が後の版で削除された理由も簡単で、1986年の予言が外れたのが明白となってしまったのでは都合が悪かろう。邦訳では冒頭に置かれている極秘予言の章が、1983年版では最終章になっている。これは改訂版も同様なので邦訳独自のアレンジといえる。邦訳では丁寧に百詩篇の章番号を添えているが、1983年版では四行詩の英訳のみで章番号は一切つけられていない。この辺が従来の詩のクロケットの解釈なのか、未発見予言なのかを曖昧にしている。邦訳の43頁にある「すでに公表ずみの次の四行詩」というのも原文では単に&amp;quot;The next quatrain&amp;quot;で、あまりに粗雑な話の展開に見るに見かねた訳者が少しばかりフォローを入れたということかもしれない。改めて1983年版を読んでみてわかったのは、クロケットはノストラダムスの予言をテーマにしたフィクションを著したということだ。それをタイプライターで打って私家版のような本にまとめた。それがいつの間にやらノンフィクションに化けてしまった。実際のところ、そんな事情だった可能性が高いのではないか。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>ノストラダムス</dc:subject>
    </item>
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      <title>コンピュータ棋士「あから2010」が女流プロに勝利した</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/10/11/5398501</link>
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      <pubDate>Mon, 11 Oct 2010 22:14:10 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-10-11T22:59:58+09:00</dcterms:modified>
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      <description>随分と久しぶりの更新となる。本日は人間vsコンピュータの対局が行われたようで見事にコンピュータ側が勝利を収めている。人間側は女流プロトップの清水女流王将、コンピュータ側は「あから2010」という強豪コンピュータソフトの連合軍。複数のコンピュータによる合議制の多数決で指し手を決定することで、悪手を指す確率を低減させ、棋力がアップしたのだという。なかなかユニークなアイデアであるが、このシステムの考案者が大学時代の後輩であるというのは本当にビックリである。棋譜中継は有料サイトなので見てはいないが、そもそもアマのトップクラスが簡単にコンピュータに勝てない時代に突入したことを考えればさほど驚く結果とはいえない。女流プロの対男性棋士勝率とアマの対男性棋士勝率を比べるとそのレベルの差は歴然である。それでも1番勝負であればどちらに軍配が上がるかはやってみないとわからない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
今回の結果のみでコンピュータが女流プロを越えたと結論づけるのは少々性急すぎる感じもするが、アマトップの成績と一緒に鑑みればコンピュータの棋力はすでにプロに匹敵するレベルに到達したといえるだろう。その意味では順当ともいえる。ではその棋力はプロの何段位に相当するのか、今後はその辺に興味が移っていく。日本将棋連盟側も女流プロが敗れたことで次はプロ棋士を登場させざるを得ない。まあイベント性を考えれば、以前週刊将棋のアマプロ戦でやったように4段か、5段・・・と当てて行くのが面白いかもしれない。いきなりタイトルホルダーというカードは切らないだろう。プロ棋士の面子にかけて順位戦の各クラスの最強と思しき棋士を登場させるというのが興行的にも銭を稼げるかもしれない。独断と偏見で勝手に登場棋士を想像してみる。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
まずC2四段は稲葉、C1五段は村山、B2六段は戸辺、B1七段は山崎、A級八段は木村、タイトルホルダーは名人羽生または竜王渡辺といった感じか。ただし現時点では若手プロ四段の壁を突破するのは難しいのではないか。コンピュータは将来別なアイデアが出ればこれからもさらに強くなることが予想される。チェスではないが、今後もスポンサーがつけば人間vsコンピュータの面白い勝負が続いていくことだろう。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>フランク・スタッカートの『1999年8月』</title>
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      <pubDate>Sun, 19 Sep 2010 21:15:37 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-09-19T23:43:39+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2010-09-19T22:20:48+09:00</dcterms:created>
      <description>ノストラダムス雑記帳のブログで紹介のあった、フランク・H・スタッカートの著書&amp;quot;August １999&amp;quot;（1999年8月）が届いた。1978年刊行の割には保存状態は良好なハードカバーである。まだ細かく読んではいないが予想していたのとは少々違っていた。ニューヨークで出版されたというのでノストラダムスの予言解釈の背景として想定していたのはアメリカで出版された本だった。本の最後に参考文献が挙げられているがノストラダムス関連書は、アレクサンデル・ツェントゥーリオの『ノストラダムス、世界史の予言者』（1953）とジェームズ・レイヴァーの『ノストラダムス』（1952）、ルドルフ・プッツエンの『ノストラダムス』（1958）しかない。一応ノストラダムス予言集1568年と1668年が載っているが、ドイツで刊行された予言集の復刻版に他ならない。前者がエルンスト・クラフト、後者がリヒャルト・シコウスキーによるものだ。アメリカのオカルトブームと連動したノストラダムス現象の系譜への位置づけという狙いは見事に外れたといってよい。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
参考文献もドイツ語と英語のものだけでフランス語の文献はない。ここからSTUCKERTという名前も、本来ならドイツ語読みしてシュトゥケルトとするのが妥当かもしれない。1978年の刊行であるが、1973年のエリカ・チータムの解釈本などはまったく参照されていない。序章で言及のあるハル・リンゼイの&amp;quot;The Late Great Planet Earth&amp;quot;（1970）は邦訳で『地球最後の日』（湖浜馨訳）が1973年に刊行されている。その内容は主に聖書の預言から未来を予測したもので、12章では第三次世界大戦のシナリオを論じている。本書は聖書の預言をノストラダムス、ケイシーやジィクスン夫人ら予言者の言葉と重ね合わせて分析を試みている。本文中にはノストラダムスの予言の引用が少なからずあるものの細かい検討を行った形跡は見られない。日本ではフェニックス・ノアの『神の計画』（1974）が先駆けて聖書と予言者たちの予言との関連性について論じている。これが高橋良典著『大予言事典悪魔の黙示666』（1982）に受け継がれたといえるだろう。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
題名にある「1999年8月」とはどこから来たのであろうか。スタッカートのいう「1999年8月」は、1999年8月11日に起きる日蝕をノストラダムスの1999年7の月と結びつけたもの。そのとき天には太陽、土星、天王星、火星のクロスが見られ、これがレアな配列なのだという。、これはツェントゥーリオの『ノストラダムス予言世界史』（1977）の55頁以下の引き写しに過ぎない。この本にはご丁寧にホロスコープも作成されており一目でわかる。スタッカートのノストラダムス解釈はヴェルナーから始まるドイツの解釈家の系譜に置いていいだろう。今となってはスタッカートの描いたシナリオは単なる絵空事に過ぎないと一笑に付すことができるが、当時は米ソ冷戦の真っ只中、現実の脅威として共感する者が続いたとしても不思議ではない。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>ノストラダムス</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第58期王座戦第一局は羽生が勝って連勝記録を17に伸ばす</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/09/12/5343246</link>
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      <pubDate>Sun, 12 Sep 2010 10:23:14 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-09-12T11:01:26+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2010-09-12T10:48:07+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/ouza/"&gt;http://live.shogi.or.jp/ouza/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
王座戦18連覇と途轍もない強さを誇る羽生に対して、久しぶりのタイトル戦となる藤井。両者の対戦では過去に竜王戦での激突が印象深く記憶に残っている。当時の藤井は四間飛車の藤井システムを駆使して将棋の戦法に革命を起こしていた。現在、藤井システムは居飛車の対策が進んでどうも旗色が悪くなってしまった。本家の藤井も一時封印しているかのようである。今回のタイトル戦で序盤の戦略家である藤井がどのような作戦を取るか注目が集まった。将棋ファンとしては新しい藤井システムのお披露目なぞとつい期待してしまうが、プロの将棋ではそんな簡単にはいかないようだ。第一局は後手番となり四間飛車から角交換型の力戦振り飛車へと進んでいった。これは最近の藤井がよく採る作戦のようだ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
14手目△３五歩が藤井の工夫。これに対して▲４六歩が羽生の突っ張った指し方。本来相手の飛車の筋を突くとお手伝いになりそうなもの。ここから双方飛車先の歩を交換し一触即発の局面に突入していく。本来振り飛車は玉を美濃囲いに深く囲ってから捌きを狙うというのが常道だが、本譜は大駒が飛び交う将棋になってしまい玉の整備が間に合わない。やむを得ず26手目△６二金と締まったがこんな弱い陣形では終盤の寄せ合いで勝ち切れる感じがしない。羽生の指し手は緩急を織り交ぜて自然体である。36手目の△４五桂は無理やり跳ねさせられた感じで目標になってしまった。42手目△１九とが敗着という。一本△３五歩だったというがそれでも互角以上にはならない。以下は▲３四桂の両取りが激痛で先手の羽生が手堅く押し切った。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
次の先手番はニュー藤井の矢倉早囲いが見られそう。果たして序盤の作戦でうまく羽生からリードを奪えるか。実は自分の将棋は藤井と将棋の考え方が似ていると思う時がある。藤井システム自体は鑑賞用の将棋で自分で指すことはなかったが、新戦法はいわば藤井システムの中飛車版なのである。相手がどのように指しても自分の指し手のネットワークができているというのは、持ち時間の短いアマの大会では心強い。そのお手本として藤井には是非このタイトル戦で新しい序盤戦略を示してほしいものだ。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第51期王位戦第六局は広瀬が勝ち、新王位誕生</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/09/06/5334006</link>
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      <pubDate>Mon, 06 Sep 2010 22:55:58 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-09-07T00:03:03+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/oui/"&gt;http://live.shogi.or.jp/oui/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
王位戦第六局から少し経ってしまったが、広瀬が千日手指し直し局を制してタイトル戦初登場で奪取という快挙を成し遂げた。第五局、第六局はいずれも千日手指し直しとなったが、集中力を切らさずにいずれも終盤の捻り合いを競り勝った。その投了図（上図）を見ても激闘の跡が伺える。広瀬の勝因は徹底的に得意戦法の振り飛車穴熊で押し切ったこと。これが若さの勢いというものなのだろう。初めてのタイトル戦挑戦での栄冠というのは最近ではあまり記憶にない。細かく調べたわけではないが、丸山の名人獲得以来となれば10年ぶりのこととなる。これまでタイトル戦は羽生世代とその少し下の世代が中心で20代では渡辺が孤軍奮闘していたが、ようやく若手が風穴を開けた。振り返るとリーグ戦、挑戦者決定戦、タイトル戦とあれよあれよという間に勝ち進んでいった。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
将棋界には他にも20代の有望な若手がひしめいている。しかしタイトル戦は山崎が王座戦登場したくらいで挑戦者になるのが大変だ。永世竜王の渡辺でさえ他のタイトル戦に出ることができず苦しんでいる。そのなかでどうして広瀬がトップ棋士を連破してタイトルを取ることができたのか。得意戦法の振り穴が大きな原動力になったのは間違いない。しかし、なんといっても穴熊戦での終盤力の強さであろう。千日手局も封じ手のあたりは玉形が乱れて後手が不利と思えたが、なんだかんだと勝負形にし、最後はクリンチに持ち込んだ格好だ。指し直し局は広瀬の振り穴に対して深浦の銀冠となったが終盤が実にスリリングであった。深浦が底力を発揮して一時逆転かと思われたが、広瀬が1分将棋のなか正確な読みで乗り切ったのは驚くしかない。第五局、第六局と４局分を指して、力で深浦をねじ伏せた感が強い。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
広瀬新王位の誕生で将棋界は新時代に突入したといってもいい。この流れに乗ってさらに20代のタイトルホルダーが出てくるか。40歳を迎えようという羽生世代が壁となって立ちはだかるのか、今後の展開も目が離せない。次のタイトル戦は渡辺vs羽生の重量級対決となる。今期調子の上がらない渡辺が最強の挑戦者を迎えて踏ん張れるか、再びフィーバーになりそうな予感がする。&lt;br&gt;
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      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第61期王位戦第六局は再度の相穴熊戦に</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/09/02/5318591</link>
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      <pubDate>Thu, 02 Sep 2010 01:42:48 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-09-02T02:28:02+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/oui/"&gt;http://live.shogi.or.jp/oui/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
第五局の千日手指し直しの深夜に及ぶ激戦を制して王位奪取に王手を掛けた広瀬、これまで幾度も王位戦でピンチを乗り越えてきた深浦。注目の第六局の一日目が終了した。中継サイトで棋譜を並べてみるとやはりというべきか、ここで決めたい広瀬は主力戦法の振り飛車穴熊を投入する。深浦も第四局で相穴熊の距離感に手応えを感じたはずですらすらと既成の手順を踏襲していく。それにしても昼食休憩の時点で中盤戦突入とは、二日制のタイトル戦では進行が異常に早い。特に深浦は時間をほとんど使わずどんどん指してくる。絶対落とせない一番に備えて序盤研究は万全といったところか。いくら広瀬の穴熊戦の終盤力がすごいといっても持ち時間が残ってれば勝ち切れると踏んでいるのかもしれない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
昼食休憩の時点では先手陣は金銀四枚のガチガチの居飛車穴熊、後手の穴熊は５筋と６筋に手数を掛けている分、完成まであと２手必要となる。つまり互角に飛車角を交換するような展開になれば後手の金銀への当たりがキツイので先手が優勢になりやすい。逆に広瀬得意の馬を急所に配置して５筋６筋の上からから攻める展開になれば後手が良くなる。飽和状態の先手は43手目▲２四歩から戦いに入っていった。この辺はまだ研究範囲内のはずだ。55手目▲４四角と桂取りに打った手が主眼の一手か。これで先手が良くなればわかりやすい。それこそ従来の居飛穴と振り穴では居飛車側が有利という差があからさまに出てしまう。後手は５筋にと金を作り桂損を甘受するが飛車当たりなので後手を引くのが辛そうに見える。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
居飛車側からは２筋を伸ばしてと金を作るがわかりやすい。後手は受けにまわるか攻め合いに活路を見出すか、方針をはっきり決める必要がある。封じ手の局面は角を打った手に対して飛車を逃げたところ。普通に△１九角成と香車を取るのは▲３二馬で飛車を取られてしまう。となればプロの予想する△７二金上が考えられる。自分の実戦だったら△５二銀と歩を払っておきたい。明日の終盤戦が見ものである。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第23期竜王戦挑戦者は羽生に決定、再び永世七冠を目指す</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/08/31/5317319</link>
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      <pubDate>Tue, 31 Aug 2010 23:59:48 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-09-01T00:49:48+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/ryuou/"&gt;http://live.shogi.or.jp/ryuou/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
昨日第23期竜王戦挑戦者決定戦第２局が行われ、羽生が勝って２年ぶりの挑戦権を手に入れた。棋界最高峰のタイトルを争うにふさわしく三冠と二冠のタイトルホルダー同士の激突だが、結局羽生が手堅い指し回しで押し切った。久保も王将戦で羽生から初めてタイトルを奪取し、ようやく互角に戦えるところまで来たかと期待されたが、羽生の壁は厚かった。こうしてまた苦手意識が根付いていくのだろうか。後手番の久保の作戦は予想通りのゴキゲン中飛車、今一番信頼できる作戦である。羽生の作戦が注目されたが、１勝先行していることもあり、もう一度王将戦で敗れた▲５八金右からの超急戦に出るかと思われた。が、最近流行の早めの▲３七銀型の急戦策を採る。何を一番有力な作戦と見ているか、羽生の現在の考えが垣間見えて興味深い。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
これに対し久保は角頭はノーガードで玉をすばやく美濃囲いに収める。これで問題ないのであればアマチュアとっても非常にわかりやすい。△３二銀が久保の研究手という。これは以前にゴキゲン本家近藤六段の本で見たことがある気がする。この手のメリットは角交換後に飛車先を交換されたとき桂馬にヒモがついている意味がある。本譜は後手から△５六歩と飛車を捌きに行ったタイミングで先手から角交換したので結果的に△４二銀型と大差がなかった。27手目の▲３五歩まで久保は実戦経験があるようで、その反省から△７六飛と玉頭の歩をかすめ取る。そうなると35手目▲６六銀まではほぼ必然か。37手目▲７四歩はこれで先手が良ければわかりやすい。先手陣も薄いだけによほどの力がないと勝ち切るのに苦労する局面と思われる。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
51手目▲７七金（上図）から▲８六金の繰り出しはとても真似ができない。久保も見えていなかったという。特段急いでいるわけでもなく、この手順を最善と見て組み立てているのだろう。そして67手目▲６八玉が決め手か。一見飛車打ちの隙があるところで相手に手を渡す。並みの棋士では思い浮かばない。この局面こそ何かありそうで手がなかったと久保の感想にある。羽生の強さをまざまざと見せつけられた格好だ。今期の羽生と渡辺の成績の差を見ると、いよいよ奇跡の永世七冠が現実味を帯びてきた。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>ノストラダムス予言集古版本に関する論文を入手した</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/08/28/5312471</link>
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      <pubDate>Sat, 28 Aug 2010 23:07:05 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-08-29T01:39:17+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2010-08-28T23:53:03+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;a href="http://cura.free.fr/901rfhl.html"&gt;http://cura.free.fr/901rfhl.html&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
パトリス・ギナールの執筆した、ノストラダムス予言集古版本に関する論文&amp;quot;Historique des éditions des Prophéties (1555-1615) &amp;quot;がla Revue Française d&amp;#39;Histoire du Livre  Nr129 に収録されている。以前本ブログで紹介したことがあるが、ギナールはウェブサイト「コーパス・ノストラダムス」で精力的に自身のノストラダムス研究を発表している。これまでずっと注目してきたが、最近になって最新レポートにアクセス制限が付いているのは誠に残念である。ギナールによる予言集に関する版本研究の総決算ともいえる論文が載っている学術誌を、なんとかして入手したいとネット上探してみたが、古本市場で見つからなかった。日仏会館のレファレンスで一橋大学付属図書館に所蔵があることを知ったが、なかなか訪れる機会がなかったが、昨日ようやくそれが実現した。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
猛暑の照りつける熱い日差しを浴びながら、国立の駅から大学通りを歩くと5分くらいで一橋大学に到着する。郊外の大学は敷地が広く、緑に囲まれており、都会の喧騒を離れてゆったりとした空間が広がっている。遠い学生時代のキャンパスを彷彿させ、懐かしい感じがした。受付で入館手続きを済ませると、学外の人間でも同じように利用できるのはありがたい。普段は公共図書館しか利用しないが、やはり大学図書館となると資料の量が膨大である。しかも開架で簡単にコピーが取れるのだからこれを利用しない手はない。備え付けのコンピュータで目的の本の置き場所を検索。雑誌コーナーの1Fに129号、130号を見つけて手に取ることができた。学術誌ながら結構分厚い。狙いのギナールの論文は9-142頁と相当なボリュームである。他の3つの論文は全部で18頁。複写を申し込んだとき枚数が多すぎると受付で指摘を受けたが、これが一つの論文ということでOKをもらった。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
学外の人間が利用できる複写機はコイン式のもの、せっせとコピーをして枚数を見ると80枚、しかしA4サイズになっていたため下の部分が切れている。さすがにがっくりしたが、もう一度気を取り直しB4サイズで全部取り直した。129号を書架に戻し、何気なく130号をぺらぺらめくっていると、ギナールのErrata et Supplementa（誤記と追記）が2頁載っていたのでこれもコピー。内容は上記のサイトとほぼ一緒だがサイトのほうがさらにアップデートされている。今入手した論文に目を通している。33頁までざっと読んでみたが、予言集の書誌に関して、CURAで発表した内容をベースに従来情報のまとめと最新情報が盛り込まれている。予言集の書誌を研究する際には是非手元に置いておきたい論文である。&lt;br&gt;
</description>
      <dc:subject>ノストラダムス</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第51期王位戦第5局は1日目から激しい局面に突入</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/08/25/5307142</link>
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      <pubDate>Wed, 25 Aug 2010 07:59:18 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-08-28T10:53:30+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2010-08-25T08:10:33+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/oui/"&gt;http://live.shogi.or.jp/oui/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
今羽田空港でこれを書いている。これから福岡に向かう便に乗るところだ。ここまで2-2と双方譲らずに迎えた第５局、本局を勝つとタイトルまであと1勝と迫るだけに天王山の一番と見なしていいだろう。昨晩帰宅してから指し掛け図を見て驚いた。広瀬の振り穴は予想されるところだが、すでに終盤戦の入口に突入している。しかも５七の金がただ取りされる状況である。どうしてこういう展開になったのか。棋譜を並べてみると後手番の深浦が振り穴を想定して周到に練ってきた作戦であることがわかる。相穴熊戦では振り穴が早めに21手目▲５六銀と出る作戦が多い。通常居飛車側は銀を上がるか、△４四歩と角道を止めることになる。深浦の指し方を見ると、明らかにこれを狙い撃ちしている。序盤の銀桂交換の駒得は大きいが、その分後手の玉形も薄くなっている。どう判断するかは難しいところだ。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
ところで、封じ手の局面は後手の深浦の手番なのだが、どうして広瀬は封じ手時刻まで待たずに49手目▲６五飛を指したのだろうか。この手を封じ手にしておけば自分だけ一晩展開を考えることができる。後手に▲６五飛を見せないほうが得じゃないかと、渡辺竜王ならたぶんそう考えるかもしれない。もっとも勝負はこんなところで決まるはずもない。単に気分的なものだろう。後手は間違いなく△５七角成と金を取るだろうが、▲６三歩成で攻め合い勝ちできるのだろうか。後手が穴熊ではないだけに、ここも正確な距離感が問われるところである。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>将棋</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>第23期竜王戦挑戦者決定戦は羽生が先勝で挑戦にあと1</title>
      <link>http://asakura.asablo.jp/blog/2010/08/16/5292276</link>
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      <pubDate>Mon, 16 Aug 2010 23:58:22 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2010-08-17T00:37:44+09:00</dcterms:modified>
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      <description>&lt;a href="http://live.shogi.or.jp/ryuou/"&gt;http://live.shogi.or.jp/ryuou/&lt;/a&gt;&#13;&lt;br&gt;
竜王戦挑戦者決定トーナメントもいよいよ佳境に入ってきた。勝ち上がったのは羽生と久保、タイトルホルダー同士、合わせて5冠だ。まさに最強の挑戦者を決めるにふさわしい豪華な顔合わせとなった。それを迎え撃つ渡辺は今期思うように成績が挙がらない。他のタイトル奪取も期待されてきたが挑戦者にすらなれていない。トーナメント戦もほとんど出ると負けといったところ。まだまだ若いのだからバリバリ活躍してほしいものだが現実はそうは甘くない。もちろんブログやファンへの普及活動への貢献は立派であるが、トップ棋士は将棋に勝たなければ認められない。タイトルホルダーの竜王が不調なだけに挑戦者になりさえすればもう一冠はいただきと、二人とも思っているかどうだか。大きなチャンスには違いない。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
帰宅してネット中継を開いてみると、上の局面を迎えていた。昼休みにチェックしたときには、久保先手で石田流から穴熊、それに羽生が棒金模様で対抗という構図であった。それが先手が２筋に飛車を成り込んでいる。さらに角取りの当たりになっている状態で羽生は驚愕の△３六歩。歩がなっても詰めろではない。控え室の検討陣もまったく予想だにしていなかった羽生の勝負手。結果的にはこの一手が勝着となった。もちろん勝ち筋を読み切れなければ指せる手ではない。久保もどうやら見落としていたようで、角桂香と手駒にして竜が敵陣にいるのに詰めろがかからないというのは不思議な局面である。先入観に囚われずに丹念に読みを進めた羽生のとてつもない強さが改めて浮き彫りになった。以下は着実に寄せ切った。ほぼ控え室の検討通りである。&#13;&lt;br&gt;
&#13;&lt;br&gt;
羽生はこれで竜王戦挑戦者まであと1勝。このまますんなりゆくか、久保が大阪対局で一矢を報いるか、いずれにしても手に汗握る展開になってほしい。久保は後手番では頼れる相棒のゴキゲン中飛車に命運を託すだろう。羽生は王将戦の借りを返すべく再度▲５八金右の超急戦の作戦に出るだろうか。ちょっと空くが8月30日をお楽しみに。&lt;br&gt;
</description>
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      <dc:subject>将棋</dc:subject>
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