名人戦第一局は相居飛車の力戦模様に ― 2008/04/08 23:46

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いよいよ名人戦が始まった。中継サイトは相変わらず有料なので朝日のダイジェスト記事を参考に書いている。映像ブログのほうは無料で公開されている。(http://shogi.weblogs.jp/meijin/)前夜祭の映像を見ると、これまでにない豪華な式典が催されたようだ。先手番は森内が握った。注目の戦型はと見ると、森内は相掛り志向の▲2六歩を選んだ。これに対して羽生は△3四歩と応じて後手無理やり矢倉の陣立てを目指す。先手の▲4六歩から銀を腰掛けたのが趣向。後手は飛先を後回しにしてひたすら自陣を整備する。一見よくある矢倉崩しの形であるが意外なスローペースに進む。
1日目の指し手はまだまだ序盤の28手目しか進まなかった。この形はアマチュアなら先に攻めることができる先手を持ちたい。しかし後手もすべての駒を受けに働かせているので決して一筋縄ではいかない。剣先がチャリンと音をたてた瞬間に形勢が傾いてしまう可能性も大いにある。両者が長考するのも無理はない。頭のなかでは様々な局面での戦いが起こったシミュレーションされていることだろう。さて封じ手の局面は後手が△4二角と引いて誘いのスキを見せたところ。次に△3三銀と上がることができれば壁銀を解消して強い戦いができる。先手は攻めの形を決めているので選択肢は▲4五歩か▲3六歩のいずれか。
この将棋の展開は戦いが始まるまでが長そうだ。いずれにしても力と力のぶつかり合いの様相を呈しているのは違いない。そうなると終盤持ち時間が切迫し、スリリングな流れになっていきやすい。明日は勝負が決するまで目が離せない。
いよいよ名人戦が始まった。中継サイトは相変わらず有料なので朝日のダイジェスト記事を参考に書いている。映像ブログのほうは無料で公開されている。(http://shogi.weblogs.jp/meijin/)前夜祭の映像を見ると、これまでにない豪華な式典が催されたようだ。先手番は森内が握った。注目の戦型はと見ると、森内は相掛り志向の▲2六歩を選んだ。これに対して羽生は△3四歩と応じて後手無理やり矢倉の陣立てを目指す。先手の▲4六歩から銀を腰掛けたのが趣向。後手は飛先を後回しにしてひたすら自陣を整備する。一見よくある矢倉崩しの形であるが意外なスローペースに進む。
1日目の指し手はまだまだ序盤の28手目しか進まなかった。この形はアマチュアなら先に攻めることができる先手を持ちたい。しかし後手もすべての駒を受けに働かせているので決して一筋縄ではいかない。剣先がチャリンと音をたてた瞬間に形勢が傾いてしまう可能性も大いにある。両者が長考するのも無理はない。頭のなかでは様々な局面での戦いが起こったシミュレーションされていることだろう。さて封じ手の局面は後手が△4二角と引いて誘いのスキを見せたところ。次に△3三銀と上がることができれば壁銀を解消して強い戦いができる。先手は攻めの形を決めているので選択肢は▲4五歩か▲3六歩のいずれか。
この将棋の展開は戦いが始まるまでが長そうだ。いずれにしても力と力のぶつかり合いの様相を呈しているのは違いない。そうなると終盤持ち時間が切迫し、スリリングな流れになっていきやすい。明日は勝負が決するまで目が離せない。
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