平成21年将棋社会人リーグが開幕した2009/07/05 23:59

負けました!久しぶりの時計を使った実戦で4戦全敗という厳しい現実。チームも4連敗、3部リーグに昇級した今期は家賃が高かった。今年も将棋社会人リーグの季節がやってきた。例年であれば大体6月から10月までの月末の日曜日と決まっているが今年は変則的に7月は2回開催される。将棋の内容が悪く、自分自身には不甲斐なさが込み上げて、期待して起用してくれた人には申し訳なさで一杯である。つい先ほど打ち上げが終わって帰宅した。そういえば打ち上げの席で強くなる秘訣は負けた将棋を並べることと誰かが言っていた。それを実践するというほどではないが、一応4局の将棋を思い出しながら並べて反省をする。それを見るとどれも中盤で形勢を損ねてしまい勝負形になっていない。

その要因は何かといえば、これまでずっと指し続けてきた新戦法が通じなくなってしまったからである。以前は未開のジャングルのなか、自分だけが知っている獣道に誘導して優位に立つことで勝つことができた。自分だけのシステムを持っていた。ところが今はその獣道はすっかり舗装されてしまった。さらに研究不足で舗装した道の進み方がわからないのだ。それで序盤に考え込み、自力で考えると局面は悪くなってしまう。そこからなんとか粘りを見せるのだが、秒読みのなかで悪手を指してしまう。本ブログでタイトル戦の記事を書く場合には、棋譜をパソコンで並べてはいる。しかしゲーム感覚では頭のなかに定着しない。やはり実際に盤駒を取り出して手先にいい手を覚え込まさないと実戦の役に立たない。

仲間の話をいろいろ聞いて見ると、それなりに研究してきているのがわかった。情報を整理し自分なりの分析を行わないと力もつかない。上の局面は完敗の第一局目。▲3五歩と突かれてしびれてしまった。以下は馬をつくられて完封負けを喫した。早めに銀を上がっておくべきと相手に指摘されたがまったく危機感が欠如していた。序盤を飛ばすためにはある程度の準備が必要である。秒読み時にはどうしたって間違えてしまう。次回までにどれだけ修正できるだろうか。