王座戦挑戦者決定戦は木村が勝って羽生に挑む ― 2008/07/30 23:50
http://hobby.nikkei.co.jp/shogi/
王座戦挑戦者決定戦の中継は充実している。木村-谷川の組み合わせとなった挑決は最近では珍しい組み合わせである。谷川は最近タイトル戦の登場は久しく途絶えており、木村も通算勝率の高さからすればタイトル戦の常連になってもおかしくはないがなかなかチャンスが巡って来ない。帰宅して上のサイトに接続するとまだ対局中であった。後手谷川の採った作戦は最近流行の△3三角戦法。これに対して木村は角交換し、後手振り飛車に対して7七から玉を囲う。これも最近よく目にする形である。これが成立するとなると序盤の▲7八金と上がる形は居飛車側が非常に楽に戦える。
以前は金を上がると玉を囲いづらいという見方が常識だった。一時的に形が悪くてもそれを咎められなければ手損なしでいい形に持って行ける。棋譜を並べてみると、後手の玉形の薄いのが気になる。途中まで形勢は互角であっても実戦的に勝ちにくいのでプロ間では敬遠される。26手目の継ぎ歩が振り飛車戦ではあまり見ない筋。谷川の感想ではあまり良くなかったらしい。山崎の解説は指し手の出現確率を併せて示してくれるので非常にわかりやすい。形勢は微妙であったがやはり後手玉は流れ弾に当たりやすい。99手目▲6三歩と楔を打ち込んでは先手優勢。順当に木村が勝ち切るかと思われたが終盤ちょっとしたドラマがあった。
104手目△4五角はハッとする一手で、すわ逆転かと思いきや、木村に冷静さが残っていたようで大事には至らなかった。金を取るとなんと先手玉は詰んでしまう。今が一番脂の乗り切っている時期なので木村はなんとかして羽生の連覇を止めて初タイトルがほしい。木村の戦い方が注目される。
王座戦挑戦者決定戦の中継は充実している。木村-谷川の組み合わせとなった挑決は最近では珍しい組み合わせである。谷川は最近タイトル戦の登場は久しく途絶えており、木村も通算勝率の高さからすればタイトル戦の常連になってもおかしくはないがなかなかチャンスが巡って来ない。帰宅して上のサイトに接続するとまだ対局中であった。後手谷川の採った作戦は最近流行の△3三角戦法。これに対して木村は角交換し、後手振り飛車に対して7七から玉を囲う。これも最近よく目にする形である。これが成立するとなると序盤の▲7八金と上がる形は居飛車側が非常に楽に戦える。
以前は金を上がると玉を囲いづらいという見方が常識だった。一時的に形が悪くてもそれを咎められなければ手損なしでいい形に持って行ける。棋譜を並べてみると、後手の玉形の薄いのが気になる。途中まで形勢は互角であっても実戦的に勝ちにくいのでプロ間では敬遠される。26手目の継ぎ歩が振り飛車戦ではあまり見ない筋。谷川の感想ではあまり良くなかったらしい。山崎の解説は指し手の出現確率を併せて示してくれるので非常にわかりやすい。形勢は微妙であったがやはり後手玉は流れ弾に当たりやすい。99手目▲6三歩と楔を打ち込んでは先手優勢。順当に木村が勝ち切るかと思われたが終盤ちょっとしたドラマがあった。
104手目△4五角はハッとする一手で、すわ逆転かと思いきや、木村に冷静さが残っていたようで大事には至らなかった。金を取るとなんと先手玉は詰んでしまう。今が一番脂の乗り切っている時期なので木村はなんとかして羽生の連覇を止めて初タイトルがほしい。木村の戦い方が注目される。
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