ファチマのロザリオの聖母 ― 2008/07/01 23:56
ムー謎シリーズの学研ムック『最新版大予言』を見ると、80年代に話題になったファティマの予言の項がない。2000年に公開されたファティマ第三の予言を持ってすっかり過去のものとなったはずだった。けれども最近の学研ムックやにちぶんムックにはちゃっかり復活している。にちぶんムックなどはバチカンが公開した内容すら紹介しておらず旧来の信頼性の乏しい創作された情報を垂れ流ししている。学研ムックのほうは少しはまともな紹介をしているが、公開された第三の予言は真実を隠蔽したもので未公開の部分に第三次世界大戦の勃発が記されていると主張する。こうした扱いをすることで未成就予言のグループに入れられたのだ。
本当に未公開部分なんてあるのかどうか、よくわからない。手元に渡辺吉徳編訳 ファチマのロザリオの聖母 ドン・ボスコ社 1954年初版 1980年改訂2版 という本がある。紀伊国屋のブックウェブにもデータがないのですでに絶版なのだろう。日本でファティマの予言が一躍有名となったのは五島勉著『ファティマ・第三の秘密』(1981)で次いで鬼塚五十一氏の一連の関連書が出た。いずれも客観性に欠けている。当時事実関係をチェックしようと上の本を入手したのである。この本にもルチアの手記を翻訳しており、三つの秘密があることが明かされている。カトリック中央協議会の翻訳と比較すると、訳文のスタイルは異なるが内容的には一致している。
もちろん秘密の第三部の部分は省略されているが、その前後での文章がだぶって翻訳されており混乱を来している。(同書46頁)公開された第三の秘密(18-21頁)を見ると、このあたりはきちんと整理されていて意味が通る。「秘密」の第三部は章を改めており、ローマ教皇の受難が描かれている。もっとも『ノイエス・オイローパ』の記事とは似ても似つかないものだ。
本当に未公開部分なんてあるのかどうか、よくわからない。手元に渡辺吉徳編訳 ファチマのロザリオの聖母 ドン・ボスコ社 1954年初版 1980年改訂2版 という本がある。紀伊国屋のブックウェブにもデータがないのですでに絶版なのだろう。日本でファティマの予言が一躍有名となったのは五島勉著『ファティマ・第三の秘密』(1981)で次いで鬼塚五十一氏の一連の関連書が出た。いずれも客観性に欠けている。当時事実関係をチェックしようと上の本を入手したのである。この本にもルチアの手記を翻訳しており、三つの秘密があることが明かされている。カトリック中央協議会の翻訳と比較すると、訳文のスタイルは異なるが内容的には一致している。
もちろん秘密の第三部の部分は省略されているが、その前後での文章がだぶって翻訳されており混乱を来している。(同書46頁)公開された第三の秘密(18-21頁)を見ると、このあたりはきちんと整理されていて意味が通る。「秘密」の第三部は章を改めており、ローマ教皇の受難が描かれている。もっとも『ノイエス・オイローパ』の記事とは似ても似つかないものだ。
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