ノストラダムス 至高の暗号解読年代2007/07/02 21:44

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/booksea.cgi?ISBN=291005604X
Nocamのノストラダムス研究書 "Nostradamus Premier décodage daté, Le cataclysme annoncé par ses propheties: Centuries et Sixains"(ノストラダムス、至高の暗号解読年代、彼の予言集:百詩篇と六行詩集で公表された大変動 2209年から2218年) 1998 が届いた。タイトルの通りノストラダムスの予言集にある年代に関する手掛りを含んだ予言詩、書簡を独自に分析して年代記を構築している。以前ノストラダムスサロンでも似たような年代記の一部について雑文をアップしたことがある。いろいろと書き散らしていたが結局整理がつかなったと記憶している。すべてを整合させて解釈するのはなかなか困難なのである。

本の出版は1998年なので2000年に何らかの事件が起るというのを目玉にしていたようだ。が、10-72の四行詩は何故か2209年のこととされ、恐ろしい小惑星(ダイモス?フォボス?)が太陽を活発にして3,4年で火星に戻っていくとの注釈がある。なぜ2209年になるのかって?それは1999年に七ヶ月の7×30=210年を足した数字だからだ。ちょっと無理があるけどなぁ。この年代をベースとして延々と四行詩の注釈を続けていく。他の年代解読もこんな調子だ。さらに問題なのは疑わしい六行詩も秘数597年を加算して2197年とか2203年の予言に置き換えてしまっている点だ。このあたりの注釈は単なるコジツケにしか思えない。

第四部の「予言集の最後と世界の終末」はセザールへの序文に記されているミステリアスな3797年の謎解きを著者が考えられる可能性について紹介している。結論としては3797年とは歪められた年代で歴史的な予言集の終わりは2242年であるとしている。また10-74でほのめかしている年代は3274年という。暇があればもう少し細かく読んでみようかな、その程度の本である。