女流の新タイトル戦が誕生する2007/09/08 11:33

http://open.mycom.co.jp/index.html
何かとゴタガタがあった女流棋界、このたびレディース・オープンを発展的にタイトル戦へ昇格し主催も週刊将棋から親会社の毎日コミュニケーションズになるという。そして優勝賞金が500万円と女流では破格の大型タイトル戦となる。連盟と毎日新聞社はかねてより名人戦問題で揉めていた。そのためレディースの開催も危ぶまれたことがあった。さらには女流棋士の分裂騒ぎ。現在はそれぞれの団体が積極的に普及活動をし公式戦も以前と変わらなく行われている。表面的にはうまくいっているようだが将棋ファンのパイの捕りあいなどしこりは残っているはずだ。

今回新タイトル戦の開催にあたってスポンサーと連盟とLPSAの三社による契約となる。契約までたどり着けたのだから連盟とLPSAの関係修復も徐々に進んでいるのだろう。「マイナビ女子オープン」でタイトル保持者が名乗る称号を募集しているを見つけた。ネット上で投票できるようなので無い知恵を絞っていろいろと考えてみる。一例として、女流姫王、女流最強、桜冠などが載っている。条件として考えたのが女性を表す漢字が入っていること、女流〇〇としない二文字であること、今までに使われた漢字(王、棋、聖、将など)は用いないこと、トップを示す漢字があること、発音の語感がいいこと等。

いろいろ思案した結果やっと決定して先ほど上のサイトから投票を済ませた。採用されるかどうか楽しみである。これを書きながら朝日オープンを見ているが手に汗握る終盤戦が続いている。結果はプロが意地を示した形だ。