本日開幕した名人戦は盤外で波乱が・・・2007/04/10 23:48

本日、将棋名人戦が開幕した。今回の見所は森内が防衛すると羽生に先んじて十八世名人の資格を得るというもの。しかし、なんとなく盛り上がりに欠けているようにも感じていた。名人戦はネット中継で唯一会員制の有料コンテンツである。筆者ももちろん会員ではないのでどういう展開になっているか、毎日のサイトの記事でしか知ることが出来ない。他のタイトル戦に比べて未だに閉鎖的な棋戦なのである。つまりは名人戦自体の印象が乏しくなり関心も薄れるという結果につながる。竜王戦も以前は会員制の有料サイトであったが、今は無料でコンテンツも充実しており、渡辺というスターの登場もあって将棋の内容自体は記憶に残るものが多い。

こうした経緯もあって森内-郷田の名人戦はいまいち影が薄かった。が、事件が起きた。上記の理由で情報が乏しいところに毎日の記事の内容はあまりにも異例のことだった。なんと郷田の扇子の音を巡ってトラブルになり、対局が30分ほど中断したという。最初は対局中に森内が自分の考慮中には扇子を鳴らすのを遠慮してほしいと申し入れたのに、郷田は常識の範囲内と応戦。郷田が無視して扇子を鳴らしたのに森内が激怒して鼻血まで出したという。結局立会いの棋士が仲裁に入って郷田に注意を申し入れ対局に戻った。今回の名人戦は将棋の内容よりも今回の扇子による両者の確執で盛り上がるような予感がする。

それにしても郷田は浮世離れしているというか、第二の加藤一二三九段のようなキャラになってきたなぁ。一応将棋の中身にも触れると、後手森内の向かい飛車で穴熊志向の展開である。終局まで郷田がマナーよく指せるか。バトルの第二ランドがあるのか。二日目も目が離せない。