いよいよ順位戦が始まった ― 2008/06/07 23:57
名人戦はまだ決着がついていないが各クラスの順位戦が始まっている。組み合わせ表を見ながら予想するのもなかなか面白い。今月号の将棋世界を見ると橋本と阿久津の「順位戦大予想!」が対談形式で掲載されている。若手のストレートな意見は確かに面白いが当事者のことになるとちょっと違和感を感じる。対談で発せられた言葉というのは活字になると印象が変わる場合が多い。両氏はまだB級2組だが通算勝率からすると昇級候補であるのは間違いない。しかしそれを自分で言ってはいけない。自分の能力が最上位とか、相手の弱さに呆れたとか、本人は面白いつもりで言ってるのかもしれないが読んでいて不快感さえ覚える。こうした予想は週刊将棋のように編集者が、あるいは棋士が入るにしても覆面でやるべきだろう。
さて、それぞれのクラスについて予想を立ててみたい。A級での挑戦者は名人戦敗退者とみる。羽生なら実力的に当然だし、森内は順位戦の勝率が抜群に高い。降級は全くの勘で藤井、鈴木としておこう。B級1組は通算勝率と年齢からみて渡辺、山崎。この二人がA級に入ることで羽生世代との交代が進んでいくのではないか。B級2組も20代の橋本、阿久津が上がる可能性が高い。C級1組も広瀬、片上の若手に期待する。C級2組は人数が多く、力が拮抗しているので予想が難しい。通算勝率からすれば佐藤和、糸谷、佐藤天、豊島が有力とみる。こうして見るとA級以外は若手の名前しか出てこないのだが、逆にマークも厳しいので実際にはそんな簡単ではないだろう。筆者が重視するのは実力を一番反映している通算勝率。おそらくこれだけで6割から7割は的中するのではないか。
順位戦はC2とB1が開幕したが、上に名前を挙げた6名のうち4名が初戦白星スタートを飾っている。順位戦は1年間の長丁場なのでこれからもじっくりと星取表を眺めてみたい。
さて、それぞれのクラスについて予想を立ててみたい。A級での挑戦者は名人戦敗退者とみる。羽生なら実力的に当然だし、森内は順位戦の勝率が抜群に高い。降級は全くの勘で藤井、鈴木としておこう。B級1組は通算勝率と年齢からみて渡辺、山崎。この二人がA級に入ることで羽生世代との交代が進んでいくのではないか。B級2組も20代の橋本、阿久津が上がる可能性が高い。C級1組も広瀬、片上の若手に期待する。C級2組は人数が多く、力が拮抗しているので予想が難しい。通算勝率からすれば佐藤和、糸谷、佐藤天、豊島が有力とみる。こうして見るとA級以外は若手の名前しか出てこないのだが、逆にマークも厳しいので実際にはそんな簡単ではないだろう。筆者が重視するのは実力を一番反映している通算勝率。おそらくこれだけで6割から7割は的中するのではないか。
順位戦はC2とB1が開幕したが、上に名前を挙げた6名のうち4名が初戦白星スタートを飾っている。順位戦は1年間の長丁場なのでこれからもじっくりと星取表を眺めてみたい。
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