新棋戦「マイナビ女子オープン」が始まった2007/10/22 23:19

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10月20日土曜日にマイナビ女子オープンが開幕した。日曜日に届いた週刊将棋には前夜祭の写真が大きく載っている。優勝賞金500万円は事実上女流最高の棋戦といえる。前身のレディース・オープン・トーナメントと違い予選局をすべて一日で行うという画期的なイベントであった。しかしネット中継にあたりいろいろとトラブルも生じた。それにしても一日で予選をすべて消化するというのは女流棋士にあまりにも負担が大きいのではないか。観戦するほうも棋譜を細かく見る時間もなく、あわただしい感じを受ける。

ところで予選の見どころは連盟所属とLPSAとの対抗戦である。今回は第一回とのことで前回のベスト4とタイトルホルダーが予選免除。予選枠八つの席を44人で争うという超激戦。本来ならシードでもおかしくない中井と石橋は抜けて当然。で、残りの六議席をどちらが取るかが注目された。結果は予選決勝で島井と松尾が破れ、事実上LPSA側の敗北となった。両団体の人数比からいえば三人枠抜けして五分という感じだろう。こうしてみるとLPSAの層の薄さが目立ったともいえる。イベントの企画もいいが本分は対局にあるはずで、まずは棋力の向上が必須である。

そうそう、公募していたタイトル名は「女王」に決まった。なんとも安易な称号とも思ったがわかりやすいという点で評価されたのだろう。自分は「麗峰位」というのに一票を投じたのだが読みが難しいからか見事落選。週将によると他にも麗の字を使った称号もあったという。

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