第59期王将戦第四局は充実の久保が勝って3-1に ― 2010/02/18 23:46
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羽生に錯覚があったとはいえあっけない幕切れだった。久保の66手目△8七桂で先手敗勢。しかしそこから羽生は延々77分考えたが起死回生の一手は見つからなかった。久保は自分の読みに自信を持って踏み込んだのがいい方向に結果となって表れている。これで星勘定は3-1と奪取まであと1勝となったが、相手が羽生だけにまったく油断することはないだろう。圧倒的に有利になったとはいえ、これからひと山ふた山あるかもしれない。今回のタイトル戦を見て久保の精神力のたくましさが目立つような気がする。これまで挑戦した時のインタビューでも技術的な面よりメンタルな部分を重要視してきたが、いよいよ花開くときがやって来たのかもしれない。
封じ手は予想通りの△8六歩だったが、それに対する羽生の手がまったく予期していない強手▲2三角。これに対して久保は相手の読みを外すかのように△3一金と軽くかわして馬作りを許す。羽生の局後の感想では、あまりゆっくりできないのでいったというが、久保の△3一金を好手と判定するも、ここからが展開が早かった。46手目△6四歩と銀を追った手に対して引く手もあるかと思われたが、▲8四歩と踏み込んでいく。先手の銀が4段目まで進出したタイミングで先手の桂頭を攻めたのが好判断、先手からの▲4四歩の攻めは間に合わない。61手目の▲3三馬が敗着であろう。▲8四桂で決まったかに見えたが、△8四同銀があった。この辺りは完全に久保が読み勝っていたといえる。
羽生の構想は結果として無理だったのかもしれない。やはり8筋の突き捨ては自玉への脅威となるため強い戦いができない。充実の久保、今度ばかりはもう逃さないと思っているだろう。分の悪かった後手番のゴキゲン中飛車で初めて羽生に勝ったことでさらに自信を深めたはずだ。もう少しこの二人の勝負を堪能していたい気もするので、次局以降の羽生の巻き返しを期待したい。
羽生に錯覚があったとはいえあっけない幕切れだった。久保の66手目△8七桂で先手敗勢。しかしそこから羽生は延々77分考えたが起死回生の一手は見つからなかった。久保は自分の読みに自信を持って踏み込んだのがいい方向に結果となって表れている。これで星勘定は3-1と奪取まであと1勝となったが、相手が羽生だけにまったく油断することはないだろう。圧倒的に有利になったとはいえ、これからひと山ふた山あるかもしれない。今回のタイトル戦を見て久保の精神力のたくましさが目立つような気がする。これまで挑戦した時のインタビューでも技術的な面よりメンタルな部分を重要視してきたが、いよいよ花開くときがやって来たのかもしれない。
封じ手は予想通りの△8六歩だったが、それに対する羽生の手がまったく予期していない強手▲2三角。これに対して久保は相手の読みを外すかのように△3一金と軽くかわして馬作りを許す。羽生の局後の感想では、あまりゆっくりできないのでいったというが、久保の△3一金を好手と判定するも、ここからが展開が早かった。46手目△6四歩と銀を追った手に対して引く手もあるかと思われたが、▲8四歩と踏み込んでいく。先手の銀が4段目まで進出したタイミングで先手の桂頭を攻めたのが好判断、先手からの▲4四歩の攻めは間に合わない。61手目の▲3三馬が敗着であろう。▲8四桂で決まったかに見えたが、△8四同銀があった。この辺りは完全に久保が読み勝っていたといえる。
羽生の構想は結果として無理だったのかもしれない。やはり8筋の突き捨ては自玉への脅威となるため強い戦いができない。充実の久保、今度ばかりはもう逃さないと思っているだろう。分の悪かった後手番のゴキゲン中飛車で初めて羽生に勝ったことでさらに自信を深めたはずだ。もう少しこの二人の勝負を堪能していたい気もするので、次局以降の羽生の巻き返しを期待したい。
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