渡辺竜王が棋聖戦の挑戦者に決まった ― 2007/05/09 23:46
http://www.sankei.co.jp/shogi/shogi.htm
本日棋聖戦の挑戦者決定戦が行われ、先手の渡辺竜王が後手の久保八段を短手数で破り、初めての棋聖挑戦を決めた。棋譜は産経のWebで見ることができる。帰宅しパソコンに電源を入れて棋譜を並べてみると、戦形はなんとゴキゲン中飛車の超急戦の形になっていた。挑戦者決定戦という大事な一戦でもう少しじっくりした将棋になるかと思いきや、一転して研究しているほうが勝つという感じの激戦になった。最近購入した、勝又清和著『最新戦法の話』の133頁にまったく同じ形が載っている。そういえば森内-谷川の名人戦でも同じ形が出現したから実際のところいい勝負なんだろう。
29手目の▲8二銀までが基本図でその後の展開はまだどちらが有利なのか評価が定まっていない段階という。渡辺にしても久保にしてもこの局面自体に自信を持っているからこそ選択したはず。この戦形の入口となる7手目▲5八金を渡辺は何度か採用している。ひょっとすると暖めていた研究手があったのかもしれない。筆者の棋力では甚だ怪しいが久保の42手目△5八香成がまずかったのではないか。▲6三香成以下は長手数だが後手玉は詰んでいる。果たして久保はうっかりしたのだろうか。そして渡辺は狙っていたのだろうか。
久々にタイトル挑戦者に名乗りを挙げた渡辺は、竜王戦に引き続き永世棋聖の佐藤と再び戦うこととなった。果たして二冠目に手が届くだろうか。
本日棋聖戦の挑戦者決定戦が行われ、先手の渡辺竜王が後手の久保八段を短手数で破り、初めての棋聖挑戦を決めた。棋譜は産経のWebで見ることができる。帰宅しパソコンに電源を入れて棋譜を並べてみると、戦形はなんとゴキゲン中飛車の超急戦の形になっていた。挑戦者決定戦という大事な一戦でもう少しじっくりした将棋になるかと思いきや、一転して研究しているほうが勝つという感じの激戦になった。最近購入した、勝又清和著『最新戦法の話』の133頁にまったく同じ形が載っている。そういえば森内-谷川の名人戦でも同じ形が出現したから実際のところいい勝負なんだろう。
29手目の▲8二銀までが基本図でその後の展開はまだどちらが有利なのか評価が定まっていない段階という。渡辺にしても久保にしてもこの局面自体に自信を持っているからこそ選択したはず。この戦形の入口となる7手目▲5八金を渡辺は何度か採用している。ひょっとすると暖めていた研究手があったのかもしれない。筆者の棋力では甚だ怪しいが久保の42手目△5八香成がまずかったのではないか。▲6三香成以下は長手数だが後手玉は詰んでいる。果たして久保はうっかりしたのだろうか。そして渡辺は狙っていたのだろうか。
久々にタイトル挑戦者に名乗りを挙げた渡辺は、竜王戦に引き続き永世棋聖の佐藤と再び戦うこととなった。果たして二冠目に手が届くだろうか。
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