王将戦第四局、羽生の勝利で防衛まであと一勝 ― 2007/02/08 23:31
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本日、羽生-佐藤のタイトル戦が行われ、羽生が勝った。これで防衛まであと1勝となった。防衛すれば永世王将の称号を得ることができる。王将戦サイトで棋譜を並べてみると羽生先手で後手番の佐藤はゴキゲン中飛車からの力戦形だ。こうした形はアマチュアは指しこなすのが難しい。どこかで空中分解しそうだから、玉形の固いほうが安定した戦いができる。もっともその裏返しとしてうまく指せればハラハラドキドキの魅せる将棋にもなる。
指しかけの時点では後手の2四銀が捌きづらいのでどこから手をつけていくか見守っていた。すると佐藤は56手目に桂馬の利きに角を打ち込む強打を放った。さすがにこれは無理そうと思って見ていたが、先手も手駒の角一本では丁寧に後手の攻めを受けるしかない。最後は完全に羽生に見切られてしまい佐藤が突撃して自爆した感じがする。一見一手違いの終盤戦にも見えたが実際には大差だったのだろう。とにかく佐藤は一気にカド番に追い込まれた。しかし昨年も3連敗後に3連勝して追い上げた実績がある。
勝った羽生もそれを教訓として次局ですんなり防衛を決めたいところ。佐藤は連続挑戦のみで結果が残らないのは不本意であろう。是非とも盛り上げてほしいものだ。
本日、羽生-佐藤のタイトル戦が行われ、羽生が勝った。これで防衛まであと1勝となった。防衛すれば永世王将の称号を得ることができる。王将戦サイトで棋譜を並べてみると羽生先手で後手番の佐藤はゴキゲン中飛車からの力戦形だ。こうした形はアマチュアは指しこなすのが難しい。どこかで空中分解しそうだから、玉形の固いほうが安定した戦いができる。もっともその裏返しとしてうまく指せればハラハラドキドキの魅せる将棋にもなる。
指しかけの時点では後手の2四銀が捌きづらいのでどこから手をつけていくか見守っていた。すると佐藤は56手目に桂馬の利きに角を打ち込む強打を放った。さすがにこれは無理そうと思って見ていたが、先手も手駒の角一本では丁寧に後手の攻めを受けるしかない。最後は完全に羽生に見切られてしまい佐藤が突撃して自爆した感じがする。一見一手違いの終盤戦にも見えたが実際には大差だったのだろう。とにかく佐藤は一気にカド番に追い込まれた。しかし昨年も3連敗後に3連勝して追い上げた実績がある。
勝った羽生もそれを教訓として次局ですんなり防衛を決めたいところ。佐藤は連続挑戦のみで結果が残らないのは不本意であろう。是非とも盛り上げてほしいものだ。
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