竜王戦の挑戦者決定戦は木村vs佐藤康に ― 2007/08/24 23:59

http://live.shogi.or.jp/ryuoh/
本日竜王戦挑戦者を決める決勝トーナント、本命同士の一戦、羽生-佐藤康戦が行われた。棋譜はネット上で解説付きで公開されている。佐藤のゴキゲン中飛車に羽生が筋違い角を打ち1歩をかすめ取る展開で序盤から乱戦模様となった。上の局面で羽生は▲4三角成と角切りを敢行し踏み込んでいったが少々無理筋だった。その後3筋に銀が二枚縦に並ぶといった珍形となったが、佐藤にも攻め急ぎがあったようでどちらが優勢かはっきりしない難しい局面が続いた。
52手目に後手が飛車を奪っては先手の玉形が薄いだけに後手が優勢になったと思われた。が、解説によると思いのほか差はついていなかったようだ。羽生61手目の角打ちが攻防に見えてあまりよくなかった。代えて▲4四歩なら先手有望だったとある。確かに後手からの早い攻めがないので先手のゆっくりした攻めが間に合いそう。とはいってもこの二人の終盤はそう簡単に勝負がつくはずもない。羽生もいろいろと手を尽くして粘るが、佐藤が先手玉に詰めろ、詰めろと厳しく迫り見事に寄せきった。
これで挑戦者決定三番勝負は木村-佐藤戦となった。どちらも渡辺竜王に挑戦して敗れているだけにどちらが挑戦者になってもリベンジとなる。挑戦者は羽生を突破した佐藤のほうが手厚いと思うがどうだろうか。
本日竜王戦挑戦者を決める決勝トーナント、本命同士の一戦、羽生-佐藤康戦が行われた。棋譜はネット上で解説付きで公開されている。佐藤のゴキゲン中飛車に羽生が筋違い角を打ち1歩をかすめ取る展開で序盤から乱戦模様となった。上の局面で羽生は▲4三角成と角切りを敢行し踏み込んでいったが少々無理筋だった。その後3筋に銀が二枚縦に並ぶといった珍形となったが、佐藤にも攻め急ぎがあったようでどちらが優勢かはっきりしない難しい局面が続いた。
52手目に後手が飛車を奪っては先手の玉形が薄いだけに後手が優勢になったと思われた。が、解説によると思いのほか差はついていなかったようだ。羽生61手目の角打ちが攻防に見えてあまりよくなかった。代えて▲4四歩なら先手有望だったとある。確かに後手からの早い攻めがないので先手のゆっくりした攻めが間に合いそう。とはいってもこの二人の終盤はそう簡単に勝負がつくはずもない。羽生もいろいろと手を尽くして粘るが、佐藤が先手玉に詰めろ、詰めろと厳しく迫り見事に寄せきった。
これで挑戦者決定三番勝負は木村-佐藤戦となった。どちらも渡辺竜王に挑戦して敗れているだけにどちらが挑戦者になってもリベンジとなる。挑戦者は羽生を突破した佐藤のほうが手厚いと思うがどうだろうか。
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