第68期名人戦第一局は羽生が逆転勝ち ― 2010/04/09 23:55

http://3rd.geocities.jp/shogi_kifu/index.html
名人戦の棋譜は有料サイトがあるため、原則ネット上では公開されていないが、上のサイトでは解説なしだが時間差をおいてアップしてくれるのはありがたい。羽生と三浦の感想を聞く限り先手が優勢であったらしい。そこを羽生が決め手を与えない指し廻しで三浦のミスを誘ったということになろうか。新聞の解説で92手目△8三飛成が妙手とあるが、素人目には三浦の83手目▲3四桂が大悪手であると思う。86手目△4五銀で抜かれたのはひどい。ここでは素直に4二の地点で清算をしてから▲3四桂を打てば△8三飛成は入らずに先手が勝ちだったのではないだろうか。と、ここまで書いて手順を読んでみたがなかなか明快な寄せが発見できない。優勢とはいえ、やはり微差なのであろう。結果的に三浦は終盤の読みで競り負けたといえる。
この展開は以前の久保-羽生戦を彷彿させる。終盤の入口までいい将棋を作り上げても羽生の終盤力の前に勝ち切ることができないというもの。封じ手は一応予想が当たり△8一飛。先手に馬を作られるだけにやりづらいが、直後の△7六角が飛車の素抜きを狙った意表の一手。三浦の読みから外れていたようで、ここで2時間11分の大長考に沈み▲7三歩と攻め合いに出る。7二のと金が大きく一目先手が指せそうだが羽生も△2五飛と成れる飛車を引いて先手を楽にさせない。初日大きく差のついていた持ち時間も逆転し、結局三浦は最後1分将棋に追い込まれた。羽生は4分。この第一局を落としたことで一気に名人防衛の流れができてしまった感じがする。三浦も四連敗で終わりでは挑戦者として格好がつかない。名人戦を盛り上げるためにも早い段階で1勝がほしいところである。
今日は朝から長い一日だった。我が家に急に新しい家族が誕生した。昨日の時点ではちょっと予想していなかったので本当にあっという間である。ともあれ、これからの成長が楽しみである。
名人戦の棋譜は有料サイトがあるため、原則ネット上では公開されていないが、上のサイトでは解説なしだが時間差をおいてアップしてくれるのはありがたい。羽生と三浦の感想を聞く限り先手が優勢であったらしい。そこを羽生が決め手を与えない指し廻しで三浦のミスを誘ったということになろうか。新聞の解説で92手目△8三飛成が妙手とあるが、素人目には三浦の83手目▲3四桂が大悪手であると思う。86手目△4五銀で抜かれたのはひどい。ここでは素直に4二の地点で清算をしてから▲3四桂を打てば△8三飛成は入らずに先手が勝ちだったのではないだろうか。と、ここまで書いて手順を読んでみたがなかなか明快な寄せが発見できない。優勢とはいえ、やはり微差なのであろう。結果的に三浦は終盤の読みで競り負けたといえる。
この展開は以前の久保-羽生戦を彷彿させる。終盤の入口までいい将棋を作り上げても羽生の終盤力の前に勝ち切ることができないというもの。封じ手は一応予想が当たり△8一飛。先手に馬を作られるだけにやりづらいが、直後の△7六角が飛車の素抜きを狙った意表の一手。三浦の読みから外れていたようで、ここで2時間11分の大長考に沈み▲7三歩と攻め合いに出る。7二のと金が大きく一目先手が指せそうだが羽生も△2五飛と成れる飛車を引いて先手を楽にさせない。初日大きく差のついていた持ち時間も逆転し、結局三浦は最後1分将棋に追い込まれた。羽生は4分。この第一局を落としたことで一気に名人防衛の流れができてしまった感じがする。三浦も四連敗で終わりでは挑戦者として格好がつかない。名人戦を盛り上げるためにも早い段階で1勝がほしいところである。
今日は朝から長い一日だった。我が家に急に新しい家族が誕生した。昨日の時点ではちょっと予想していなかったので本当にあっという間である。ともあれ、これからの成長が楽しみである。
最近のコメント