羽生に三浦が挑戦する第68期名人戦が開幕した2010/04/08 23:53

http://www.asahi.com/shougi/news/TKY201004080125.html
昨日は仕事で岡山への日帰り出張だった。朝6時過ぎに出発、行きは飛行機、帰りは新幹線で帰宅したのは夜中の11時をまわっていた。行きの飛行機に乗って驚いた。最近はほとんどANAを利用しているが、以前にあったサービスがまるごと消えてしまった。新聞も置いていないし、飲み物のサービスもいつの間にかなくなっていた。ヘッドホンも頼まないと持ってこない。代わりに有料の飲み物のメニューを見せてまわっていたが誰も見向きもしない。これで客室乗務員の人員を削減して経費削減というのだろうか。JALもそうだがANAも経営は相当厳しい感じを受けた。本日より始まった名人戦。他のタイトル戦はすべて無料でネット中継されているがここは有料サイト、ANA同様世知辛い世の中である。

情報は朝日のダイジェストのみ。連盟の支部会員になって毎日新聞と週刊将棋を取っているのだからサービスしてくれればいいのにと思う。名人戦が竜王戦に比べていまいち盛り上がらないのはこうしたシステムによるところが大きい。いまやパソコン上で棋譜を並べられないと、結果のみの注目で終わってしまい、将棋の内容に対する印象は薄くなってしまう。ちょっと愚痴ってしまったが、そろそろ何かいいシステムを考えてほしい。羽生と三浦といえば七冠の一角を崩した棋聖戦が有名であるが、その後は三浦は羽生にまったく歯が立っていない。客観的に見れば、羽生の楽勝に思われる。しかし意外性を発揮するのが三浦の魅力でもある。戦型は羽生の後手番で横歩取り△8五飛戦法。先手の三浦は一時期流行した新山崎流ではなく中住いに構える。

まだ序盤から中盤の入口にかかったところなのでお互い研究範囲だろう。封じ手は常識的には△8一飛か。ゲリラ戦のような戦いのでまったく先が読めない。細かい内容は週刊将棋で確認としよう。