リベルテ・ルベールの本が届いた ― 2008/02/26 23:39
昨日リベルテ・ルベール(本名エブリット・ブライラー)のノストラダムス本が届いた。ノストラダムス懐疑者ジェームズ・ランディの『ノストラダムスの大誤解』を読むと、ランディが一番信用できるノストラダムス研究者の名前にエブリット・ブライラーの名前が出てくる。他にランディが評価しているのはエドガー・レオニだけというのだから、いわゆるビリーバーとは違う客観派の作品と思われた。ノストラ・ファンとしては手元においておきたい本であったが、出版が1979年と古く、しかも750冊の限定版でそのうち700冊しか売りに出されなかった。そんなレア本なので半ばあきらめていた。ウィキペディアの項には、参考文献として挙げられ部分的な引用もある。
最近は便利なものでインターネット上で検索すると市場に出ているのが見つかった。しかしお値段が送料を含めると270ユーロ(日本円で約43,000円)と相当お高い。ずっと静観していたのだが誘惑(?)を抑えきれずに注文してしまった。この本にそれほどの価値があるのだろうか、もうボロボロになったものではないかと不安もあった。届いた本を見ると保存状態もよくほとんど新品同様の美品であった。ブライラーはこの『ノストラダムスの予言と謎』で予言を批判的に取り上げている。実証的な本がほとんどなかった30年ほど前の著作としてはよく書けているが、いかんせん資料不足は否めない。もっともランディはブライラーと二年間交流したというから、その後の調査はランディの本に引き継がれたかもしれない。
予言を批評的に論じた著作の先駆けとなるもので予言詩を詩論に仕立てている。その実証的研究は今日に引き継がれている。ラメジャラーによる、予言集のソースと新訳がマリオのサイトにアップされている。非公開と思いきや、こんなすぐにアップしてくれるとは本当にありがたいことだ。暇を見つけてブライラーの英訳とも比べてみたい。
http://www.propheties.it/petertranslation.htm
最近は便利なものでインターネット上で検索すると市場に出ているのが見つかった。しかしお値段が送料を含めると270ユーロ(日本円で約43,000円)と相当お高い。ずっと静観していたのだが誘惑(?)を抑えきれずに注文してしまった。この本にそれほどの価値があるのだろうか、もうボロボロになったものではないかと不安もあった。届いた本を見ると保存状態もよくほとんど新品同様の美品であった。ブライラーはこの『ノストラダムスの予言と謎』で予言を批判的に取り上げている。実証的な本がほとんどなかった30年ほど前の著作としてはよく書けているが、いかんせん資料不足は否めない。もっともランディはブライラーと二年間交流したというから、その後の調査はランディの本に引き継がれたかもしれない。
予言を批評的に論じた著作の先駆けとなるもので予言詩を詩論に仕立てている。その実証的研究は今日に引き継がれている。ラメジャラーによる、予言集のソースと新訳がマリオのサイトにアップされている。非公開と思いきや、こんなすぐにアップしてくれるとは本当にありがたいことだ。暇を見つけてブライラーの英訳とも比べてみたい。
http://www.propheties.it/petertranslation.htm
最近のコメント