謎のノストラダムス研究家フランク・スタッカート ― 2008/01/08 23:57
http://www.geocities.jp/nostradamuszakkicho/
このブログで何度も紹介しているノストラダムス雑記帳で五島氏への関連書へのツッコミがアップされた。ノストラダムスファンにとってはまさにツッコミ所満載のおいしそうな御馳走の山のようなものである。これからゆっくり食していこうと思ったが、五島氏と「プロの研究者」のところでちょっと引っかかった。『大予言Ⅱ』に「1999年8月」というノストラダムス本を書いたフランク・スタッカートという研究家の名前が出てくる。確かに五島氏の本には架空の研究家がわんさかと登場する。しかしあまり色眼鏡で見過ぎるのも考えものだ。以前にもノストラダムス研究室の掲示板で発言したことがあるが、スタッカートは実在する。
ジョン・ホワイトの『ポール・シフト』(邦訳『地球の最期を予測する』)の「第Ⅲ部ノストラダムスは予言する」の章に何度か本の内容が引用されている。最初五島氏はホワイトの本を参照したのかと思ったが原著は1980年の出版である。『大予言Ⅱ』は1979年に出たのだから五島氏がスタッカートの原著を直接参照した可能性が高い。恐らく1970年代後半に出版されたのではないだろうか。しかし、ここで大きな問題がある。スタッカートの本は手元のノストラダムス本を見ても参考文献に挙げられていない。インターネットで検索してもそれらしき人物も著作もヒットしない。そうしたことから架空の人物と思うのも無理はない。
ホワイトの原著を見ると参考文献にもう少し詳しい書誌情報があるのかもしれないが現時点で確認するすべはない。五島氏の本では『1999以後』207頁にもスタッカートの名前が出てくる。それによればアメリカ国籍の予言研究家とあるが同一人物かどうかは不明である。
このブログで何度も紹介しているノストラダムス雑記帳で五島氏への関連書へのツッコミがアップされた。ノストラダムスファンにとってはまさにツッコミ所満載のおいしそうな御馳走の山のようなものである。これからゆっくり食していこうと思ったが、五島氏と「プロの研究者」のところでちょっと引っかかった。『大予言Ⅱ』に「1999年8月」というノストラダムス本を書いたフランク・スタッカートという研究家の名前が出てくる。確かに五島氏の本には架空の研究家がわんさかと登場する。しかしあまり色眼鏡で見過ぎるのも考えものだ。以前にもノストラダムス研究室の掲示板で発言したことがあるが、スタッカートは実在する。
ジョン・ホワイトの『ポール・シフト』(邦訳『地球の最期を予測する』)の「第Ⅲ部ノストラダムスは予言する」の章に何度か本の内容が引用されている。最初五島氏はホワイトの本を参照したのかと思ったが原著は1980年の出版である。『大予言Ⅱ』は1979年に出たのだから五島氏がスタッカートの原著を直接参照した可能性が高い。恐らく1970年代後半に出版されたのではないだろうか。しかし、ここで大きな問題がある。スタッカートの本は手元のノストラダムス本を見ても参考文献に挙げられていない。インターネットで検索してもそれらしき人物も著作もヒットしない。そうしたことから架空の人物と思うのも無理はない。
ホワイトの原著を見ると参考文献にもう少し詳しい書誌情報があるのかもしれないが現時点で確認するすべはない。五島氏の本では『1999以後』207頁にもスタッカートの名前が出てくる。それによればアメリカ国籍の予言研究家とあるが同一人物かどうかは不明である。
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